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政治・経済・投資 #ウクライナ侵攻、危機の本質

「黒海穀物協定」停止でプーチンが得るものはあるか 丸紅経済研究所・榎本裕洋所長代理に聞く

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――そもそも、ロシアにとって協定はどのような意味を持つものでしょうか。

実はロシアにとって、それほどインセンティブが湧く協定ではない。むしろ、この協定を揺さぶることで経済制裁緩和といった政治的目的を追求したり、経済的には(ロシアの主要輸出品でもある)穀物価格を引き上げたり、といった使い方をしている。

この協定には、ロシア以外にウクライナ、トルコ、国連が関与しているが、それぞれの利害関係をみてみよう。

トルコには一定のメリットがある。まず、ウクライナとロシアの間の仲介役としてアピールできるという政治的メリットを持つ。さらにウクライナから輸出された穀物は、まずトルコを経由する。ここでトルコは穀物に付加価値をつけて再輸出できるという経済的メリットも享受できる。例えば、日本でも売られているパスタといったような商品にして輸出できるということだ。

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