アジカン後藤、40代は「ちゃんと枯れてていい」 『サーフ ブンガク カマクラ』完全版出した背景
伊地知:今でもやっていますけど、精力的にツアーを廻りながら年齢を重ねたいですね。アルバム制作は、スタジオにこもっていたら何歳でもできると思うけど、海外も入ったツアーだと、なかなか過酷なスケジュールになる。それをこなし続ける東京スカパラダイスオーケストラの方々などを見ていると、すごいなって。
みんなの幸せを考えられる人はカッコいい(後藤)
── 後藤さんの今後のビジョンは?
後藤:自分たちが活動することによって、 これからバンドを始めようとする子たちだったり、音楽をきっかけに何かをしようという人たちがやりやすいような、より活躍しやすいような、シーンというか社会を作っていかなくては。音楽をやりながら、自由に、より豊かになっていくような社会を。
働き方とかなんでもそうですけど、ちゃんと社会に根ざしている人がカッコいいと思いますね。私のやっていることはあくまで自分のためであって、他人とは関係ないみたいな考え方ではなくて。
私は1人の市民であって、その中で役割があり、どういう風にそれを果たすかってことを考えながら働いたりすることはとても大事。 だから、今後は働きながらも例えば貧困の問題などにも取り組むとか、そういう人間でありたいなって気はしますけどね。
自分の幸せだけじゃなくて、みんなの幸せを考えられる人に。そういう人は本当にカッコいいし、この精神をみんなが真似していくと、思いやりのある世界につながっていくのかなって。
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(文/松永尚久 写真/トヨダリョウ 編集/菊地奈緒(LEON.JP))
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