人間関係に疲れる人に伝えたい「考え方のコツ」 学校や会社は"寄せ集めの環境"と考えよう

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(出所:『未熟なまま輝く キミへ伝えたい 自分を大切にする生き方・考え方』)

距離感は近すぎても遠すぎてもトラブルになりやすい

人間関係の距離感は近すぎると、独占的・依存的、支配的、盲目的、自己中心的になることがあります。実は家族がコレに当てはまりやすいんです。親子なんだから、夫婦なんだから、兄弟なんだから、というように相手のことを自分のことのように管理したくなる、自分に都合よく動いてもらいたくなるという「コントロール癖」が発動します。

友達なんだから困っているときは話をいつでも聞いてくれるのが当たり前、自分を一番に考えてくれるのが当たり前、みたいなのも同じ現象です。そうすると人間関係は崩れていき人が離れていきます。

反対に人との距離感が遠すぎると、人間不信・猜疑心・警戒心、孤立・孤独、劣等感がトラブルの元になります。残念なことに、今日からすぐに距離感のバランスをとれるようになる魔法はありません。人間関係の悩みはすべての人に死ぬまで伴います。

だからこそ、焦らないで、ゆっくりバランスを整える心がけだけできていればOKです。「今〇〇さんとギクシャクしているのは距離感が近すぎるからかも。ちょっと〇〇さんに依存が強すぎるかも」などと思えるだけで花マルです。他の友達や他の環境にも目を向けてみましょう。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事