｢ChatGPT｣新機能でできるようになったすごい事 コードインタープリターとはいったい何なのか

ChatGPTが7月20日にローンチした有料の新サービスではどんなことが可能になるのか（写真：Jackie Molloy／The New York Times）

OpenAI（オープンAI）の人工知能搭載チャットボット「ChatGPT」は、ここ数カ月、生成するテキストで世界を驚かせてきた。そして今、このチャットボットは図表や地図を作成し、画像から動画を生成することで、ユーザーを新たに喜ばせている。

これは、OpenAIが先週ChatGPT Plus加入者に提供開始した、コードインタープリターと呼ばれる新機能のおかげだ。ここでは、それについて知っておくべきことを説明しよう。

コードインタープリターとは？

コードインタープリターによって、ChatGPTはデータの分析、グラフの作成、数学の問題の解答、ファイルの編集などを行うことができる。また、今までのChatGPTでは不可能だったファイルのアップロードやダウンロードにも対応している。

コードインタープリターは、月額20ドルのサービス、ChatGPT Plusの加入者が7月20日から利用できるようになった。ユーザーがエクスペディアやオープンテーブルなどのサードパーティ・サービスにアクセスできるようにする同様のアドオン機能も、同サービス加入者のみが利用できる。

コードインタープリターはどのように動作するのか？

ChatGPTに質問すると、チャットボットは大規模言語モデルと呼ばれる技術に基づいて答えを推測し、一連の流れの中で次の単語を予測する。