新幹線の本数は、なぜ週の後半に増えるのか 運行ダイヤでわかる日本人の行動
「東海道新幹線は、線路設備を始め多大なインフラを抱えるなどで、経費全体に占める固定的費用が圧倒的に大きいのです。運転本数に比例して発生する変動費用の方は相対的に小さいという特性があることから考えても、保有しているインフラをなるべく活用して多数の列車を走らせ、十分な商品供給を行い、ご利用の機会損失を最小限にとどめることは、合理的であると考えます。」(小島泰昌、佐藤敬範、「東海道新幹線の知られざる特徴、365日の輸送力チューニング」、「運転協会誌」2006年3月号、日本鉄道運転協会11ページより)
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