アップル牽引、ナスダック史上最高値更新

市場に「さらなる上昇余地がある」の声も

 4月23日の米国株式市場は続伸、ナスダック総合指数が終値ベースで最高値を更新した。写真はナスダックの最高値更新を示す株価ボード、ニューヨークで撮影(2015年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 23日の米国株式市場は続伸、ナスダック総合指数<.IXIC>が終値ベースで最高値を更新した。

ダウ工業株30種<.DJI>は20.42ドル(0.11%)高の1万8058.69ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は20.89ポイント(0.41%)高の5056.06。

S&P総合500種<.SPX>は4.97ポイント(0.24%)高の2112.93。

ナスダック終値のこれまでの最高値は、ITバブル崩壊直前の2000年3月10日につけた5048.62。この日は一時5073.09まで上昇し、取引時間中でも15年ぶりの高値をつけた。

S&P総合500種は取引時間中の最高値を更新した。

ナスダックの上げを先導したのはアップル<AAPL.O>で終値は0.8%高。グーグル<GOOGL.O>は1.5%、バイオ製薬のギリアド・サイエンシズ<GILD.O>は1%上昇した。

22日に発表した第1・四半期売上高がアナリスト予想に届かなかったフェイスブック<FB.O>は2.6%下落した。

アリアンツGIグローバル・テクノロジー・ファンドのシニアポートフォリオマネジャー兼マネジングディレクター、ウォルター・プライス氏は、ナスダックについて「ここで息切れするとは思われず、予測不能な外部イベントがない限りはもっと上がる余地はある。各企業はこの環境を乗り切っていける力があるように見える」と述べた。

その上で2000年は多くの高成長企業の株価が翌年の予想利益の200倍─300倍になっていたが、今回は当時とはまったく様相が異なると強調した。

一方、ウェドブッシュ・エクイティ・マネジメントのスティーブン・マソッカ最高投資責任者は、ナスダックの中でもソーシャルメディア関連株はいずれ急落する可能性が大きいと警告。グローバルXソーシャル・メディア・インデックスETF<SOCL.O>が劇的に上昇してきたと指摘した。同ETFはこの日は0.4%安だったが、年初来では約15%値上がりしている。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2039で下げ956(比率は2.13対1)、ナスダックが上げ1659で下げ1061(1.56対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         18058.69(+20.42)

前営業日終値    18038.27(+88.68)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         5056.06(+20.89)

前営業日終値    5035.17(+21.07)

S&P総合500種<.SPX>

終値         2112.93(+4.97)

前営業日終値    2107.96(+10.67)

*内容を追加しました。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 奨学金借りたら人生こうなった
  • ベテラン車両の肖像
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
話題の「30分で絵を描く」秘訣、驚くほど簡単4手順
話題の「30分で絵を描く」秘訣、驚くほど簡単4手順
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT