カプコン「モンハンで位置ゲー」今、参入の深い意味 9月から開始、「ポケモンGO」のNianticと協業
『ポケモンGO』に関しては、10~60代の幅広い層がプレイしているとの報告がある。位置情報ゲームはスマホを持って外に出歩くゲームであり、それゆえにほかのテレビゲームとはかなり性質が異なってくる。
外出するついでに遊ぶ人、あるいは『ポケモンGO』で出会った仲間と一緒に遊ぶ人など、ほかのゲームとは異なった層のプレーヤーが遊ぶ可能性が考えられるわけだ。スマートフォンで遊べるタイトルなので気軽に参加できるのも大きく、新たな層の開拓につながっていくのである。
シリーズの広告的な意味合いも
基本プレイ無料であれば、ますますシリーズの広告的な意味合いが強まる。『ポケモンGO』では、家庭用ゲーム機で「ポケットモンスター」シリーズの新作が発売される前に、新しいポケモンが先行登場するといったイベントを開催している。これにより、互いのシリーズの認知度を上げる効果が得られるわけだ。
『ピクミン ブルーム』もその広告的な効果を証明するタイトルの1つだ。「ピクミン」シリーズは2013年にWii Uで『ピクミン3』が発売されたあと、新作はしばらく出ていなかった。はっきりいえば、音沙汰のなくなったシリーズだったのだ。
しかしその後、再びシリーズは動き出す。2021年に『ピクミン ブルーム』がリリースされ、2023年にはついにNintendo Switchで『ピクミン4』が発売されると明らかになった。シリーズ作品の開発は水面下でずっと続いていたようだが、位置情報ゲームの『ピクミン ブルーム』が盛り上がりに貢献したのは間違いないだろう。
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