内戦激化スーダン「日本人退避」作戦の重大懸念 日本人の陸路輸送、生命を守る武器は使えるか

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(画像:FNNプライムオンライン)

本当に国を守るための憲法改正をやるべき

櫻井氏:おかしいわね。その点では、先ほど日本社会がすごく変わっていると申し上げたが、私はこの変化がいい方向に行くのではないかと思う。先の安保三文書を読んでみると、事実上の憲法改正に等しいと思える。今まで日本は専守防衛で、国際社会は善なる存在だという前提で憲法は書かれている。

向こう(の国)が良い意図を持っているのだから、こちらが悪い意図を持たなければ大丈夫だということだった。しかし、安保三文書で、意図は関係ないと書いてある。敵がどのように考えるかというのは一夜にして変わるかもしれないから、本当に大事なことは、その国がどういう軍事力を持っているかを見て、それに対応して我々も軍事力を整備すべきだと。これ、憲法の精神を逆転させている。

憲法改正はできていないが、実態としてどんどん変わっている。ジブチの位置づけもものすごく変わった。橋下さんがいうネガティブリストにするために法律の改正が多少いるとしたら法律改正する。憲法改正よりもずっと簡単だ。ネガティブリストに変えて、自衛隊員の命を守りながらミッションを果たしてもらう必要がある。自衛隊員も人間なのだから。

松山キャスター:基本できるという原則で、できないことだけを規定し、幅を持たせるということ。

河野氏:そうだ。

橋下氏:憲法改正を言う政治家は多いが、自衛隊明記だけで逃げてはいけない。本当に国を守る、隊員の命を守る、邦人を守るということのための憲法改正をやるべきだ。

河野氏:今回の派遣も、これをやってはいけない、これをやってはいけないということを与えて、あとはいいよということであれば、隊員としては非常にやりやすい。

橋下氏:今は、これをやっていい、これをやっていいということだけ。

松山キャスター:ポジティブリストが前提だ。

櫻井氏:自衛隊員はすごく真面目で法律を守る。

河野氏:六法全書を抱えてオペレーションしなきゃいけない。

櫻井氏:こんなことありえない。

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