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日本の公立を「結果責任制」で変えよ! 花まる学習会・高濱代表に聞く

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  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター
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――わかります(笑)。「こちら(保護者)を敵だと思っているね」と感じさせる先生は、時々、いらっしゃいます。

養老孟司さんの『バカの壁』に書いてあるとおり、線のこっち側とあっち側でやりあっているかぎり、絶対にうまくいきっこないんですよね。保護者と教師は、お互いに仲間になっていかないと。花まる学習会はそれをやっているから、保護者たちがものすごく応援してくださるわけです。

親と教師の間に、信頼関係はあるか?

花まる学習会の授業風景

最初のアプローチとして、「あなたの子どもを一生懸命育てる仲間ですよ」ということを、しっかりと保護者に伝えておく。うちはどうやっているかというと、最初に必ず、僕の講演会を聞いてもらうのです。

そこで「子どもたちのために、これが大事ですよね」ということをはっきり打ち出しておけば、保護者の皆さんも「わかりました、それならうちも応援するわ」という姿勢になってくれるのです。

――納得します。そういうふうに言ってもらえれば、応援できます。

実際に、うちのサマースクールで子どもがケガをしてしまっても、保護者から何か言われることはまずほとんどありません。

ごくまれに骨折などをした場合は、ご自宅まで謝りにいきますが、「いいんですよ、ありがとうございました!」なんて言われたりするくらい。さすがに、ありがたくはないと思うんですけれど(苦笑)。

どうしてそうなるかというと、やっぱり信頼関係があるからです。最初の時点で「同じ側に立っている」から、それが可能なのです。

人間関係は、みんなそうですよね。信頼関係が結ばれない間は、どうしても相手を警戒して「これはどういうことですか?」と突っ込むような関係になってしまいます。でも信頼関係があれば、「あなたがやることなら、いいわ」というふうに、本当に、全部がラクになるのです。

つまり、信頼関係を持てると“コスト”がすごく落ちるんですよ。あらゆるところで。

なぜそれができていないのかというと、過去に訴訟があったりして、「こういうクレームには、こういう対応をする」「こちらの落ち度がないようにするため、こういう言い方をしましょう」というようなことばかり、過去にやってきたからです。

太い、太い線を、相手(保護者)とこちら(学校)の間に引いてしまっている状態だから、うまくいかない。まずは、それをやめたほうがいいです。

※次回は4月18日(土)に公開予定です

(撮影:梅谷秀司)

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