ヤフーがスマホゲームを年内4本投入へ 2年で10本程度を計画

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 4月8日、ヤフーが1月に設立したゲームバンクは、事業説明会を開き、スマートフォン(スマホ)向けゲームを年内に4本投入する計画を明らかにした。写真は、ヤフーのサイト、2009年8月撮影(2015年 ロイター)

[東京 8日 ロイター] - ヤフー<4689.T>が1月に設立したゲームバンクは8日、事業説明会を開き、スマートフォン(スマホ)向けゲームを年内に4本投入する計画を明らかにした。

2年間で10本程度のタイトルを投入。「ハードコア」と呼ばれる常時接続ゲームを中心にコンテンツをそろえ、「2010年代中に国内最大のオンラインゲームパブリッシング会社になる」(椎野真光社長)との目標を掲げた。

プロモーションでは、高い集客力を誇るヤフーのトップページを活用。一部ゲームでは獲得したポイントによってヤフー・ショッピングで使えるクーポンをもらえる仕組みを導入するなど、ヤフーサービスとの連携も進める。また、ソフトバンク<9984.T>とも協力、「ワイモバイル」のユーザーに対して体験版を先行配信するサービスも開始する。

収益力を強化するために、国内市場だけでなく、アジア市場も開拓する。北山俊輔プロダクション部長は「日本のハードコア(市場)はシェア10%未満・300億円程度だが、中国や韓国、台湾、香港などは20─30%、計1500─2000億円程度あり、ここに対してコンテンツを提供していく」と語った。

 

(志田義寧)

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