ゲームボーイ版「マリオ」今考えると驚く大胆設定 「ワリオ」が初登場、今もSwitchで楽しめる傑作

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『スーパーマリオランド2 6つの金貨』は1992年に発売されました。前作と異なり、キャラクターは大きく描写されるうえ、ステージ選択画面もあり、上下左右に画面がスクロールするようにもなっています。

ゲームのジャンルとしては、(今からすると)かなりシンプルな2Dアクションゲームです。ゴールを目指して敵を踏んだり避けたりして、先へと進んでいくものですね。

物語の舞台は、なんとマリオが所有している「マリオランド」。ここにはマリオの形をした大きなアトラクションが作られているほか、挙句の果てに「マリオ城」なんてものまであるというのです。このあたりの設定も昔ならでは、といったところで、かなり自由奔放ですね。

主要キャラクターの「ワリオ」が初登場

さらにそんなマリオランドは、どこかマリオに似た(?)「ワリオ」という人物に乗っ取られてしまいます。

おまけにワリオはこのあとシリーズすら乗っ取ってしまい、『スーパーマリオランド3 ワリオランド』では主役を務めています。いまや任天堂のキャラクターの1人となっているワリオは、この作品が初登場でした。

ちなみに、本作のマリオはニンジンを取ると「バニーマリオ」に変身し、耳が生えてゆっくり滑空できるようになります。

バニーマリオ
バニーマリオで滑空できる(画像は任天堂公式サイトより)

今もマリオはネコやオバケに変身して多くの人を驚かせていますが、このころから突飛な変身をしていたんですね。

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