「子どものスマホ」いつから持たせるのが正解? 「長時間利用」「高額課金」「出会い」という不安

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日常生活にかかせないスマホですが、子どもにスマホを持たせる時期については悩ましいところです(写真:nonpii/PIXTA)
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お子さんをお持ちの人なら誰もが頭を悩ませる問題が「子どもにスマホを持たせる時期」でしょう。今の子ども達は幼い頃からスマホやタブレットが周囲にあり、ネットとともに育っています。いつでもYouTubeが見られて、ゲームができ、友人と連絡できるスマホは憧れのアイテムです。友人が自分専用のスマホを買ってもらったと聞けば、「みんなスマホ持ってるから自分にも買って」とお願いしてくるのも無理はありません。

子どもにスマホを持たせる時期はいつ頃がいい?

一方、親としては複雑な思いがあります。スマホを持たせればLINEで友人からいじめにあってしまうかもしれない、最近世間を騒がせている迷惑動画の当事者になってしまうかもしれない、と心配が尽きません。

しかし、学校の帰り道や習い事に向かうときなど、子どもが一人で行動するときに見守りやすくなるというメリットもあります。例えば両親と祖父母でLINEグループを作れば、手が空いている人が車で送迎するといった見守りも簡単になります。

スマホを持たせる時期を考えるために、まずは現状を見ていきましょう。MMD研究所が2023年1月に発表した「2023年1月初めてスマートフォンを持つ子どもと親への意識調査」によると、子どもに初めてスマホを持たせた学年でもっとも多かった回答は「小学6年生」で14.9%、続いて「中学1年生」が12.7%、「中学3年生」が10.0%でした。

初めてスマートフォンを所有した子どもの学年(出典:MMD研究所)

子どもの中学進学を前にスマホを持たせた家庭、そして中学入学後まもなくスマホを持たせた家庭が多いことがわかります。3番目に多い「中学3年生」も、高校進学の前にスマホの購入を決めたのでしょう。

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