超インフレ時代を生き抜く「資産形成」3ステップ アメリカの高校生が学校で学んでいる「投資術」

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日本の投資初心者にも役立つこと請け合いの、超インフレ時代を生き抜く「資産形成」の3つのステップを解説します(写真:ELUTAS/PIXTA)
現在、世界的なインフレの波が到来している。日本もその渦中にある。
こうした状況下において、自分の資産をどのように着実に増やし、守るかは死活問題だ。
アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』には、超インフレ時代を生き抜く「資産形成」の3つのステップが解説されている。日本の投資初心者にも役立つこと請け合いの、その内容とは?
※本記事は投資による利益を保証するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。

超インフレ時代を生き抜く「資産形成」の3ステップ

初心者のための資産形成プラン:ステップ1

資産形成プランの最初のステップは、もっとも大切なステップでもある。それは、「投資の目標と、投資にかけられる期間を決めて紙に書くこと」だ。

たとえば、仮にあなたが18歳なら、投資期間は18歳から投資を終わりにする年齢までの期間になる。投資を終わりにする年齢は人によって違うだろうが、一般的には、引退する年齢や、あるいは家を買う、結婚する、子どもができるなど、大きなライフイベントがある年齢だ。

このことをステップ1に持ってきたのは、最初に自分の目的地を確認しておくのがとても大切だからだ。目的地と、いつまでに目的地に到達するのかがわからなければ、到達するための方法もわからない。投資の目標と、投資期間が決まったら、ステップ2に進もう。

初心者のための資産形成プラン:ステップ2

ステップ2では、いよいよ証券口座を開設する。2016年、日本では「ジュニアNISA」と呼ばれる制度がスタートした。これは未成年者を対象とした投資の制度で、ジュニアNISAの口座で運用する資金については、値上がり益や配当金、分配金への課税が免除される。高校でお金の授業が始まった今、若い投資初心者には注目の制度だ。ちなみにアメリカでは、18歳未満であっても保護者の承諾があれば証券口座を開設することができる。

どんなことでも、いちばん難しいのはまず始めることだ。そんなときに、両親の助言や、インターネットの情報があれば、自分にとっていちばん簡単な方法で投資の第一歩を踏み出すことができるだろう。たとえば、銀行や証券会社の中には、18歳未満の若い人のために、口座開設ボーナスや、大人よりも高い金利を提供しているところもある。

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