韓国訪日ブーム復活の行き先「小樽」に何があるか 小樽人気のきっかけは1995年制作の日本映画

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小樽観光協会のサイトに『小樽自身』という観光案内特集があり、2023年2月号では「『First Love 初恋』に登場 小樽の8スポットはここだ!」という記事で、小樽運河や薬師神社の坂、天狗山ロープウェイなどを取り上げている。韓国語版もある。果たして誘客効果はあらわれているのだろうか。

「昨年、ソウルとの直行便が再開されてから韓国人観光客の方は着実に増えています。今も『小樽雪あかりの路』というイベント開催中(2月11日から18日)ということで多くの方がお見えになっています。

小樽運河や手宮線跡地、小樽芸術村、天狗山展望台など観光スポットが人気ですね。『Love Letter』のロケ地になった朝里駅などには韓国の方や中国の方が今も訪れていらっしゃるようです」(小樽市観光振興室)

小樽市
天狗山展望台からの夜景(写真:小樽市提供)

韓国人女性のブログにはこんな記述があった。

「日本旅行すると『Love Letter』を思い出しました。小樽を旅しながら行くことができます。心までキレイになる気分で写真を撮り、雪だるまも作ってきました」

「本当に日本旅行してみると感性があり、ムードのあるところがとても多かったです」

山田 稔 ジャーナリスト

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やまだ みのる / Minoru Yamada

1960年生まれ。長野県出身。立命館大学卒業。日刊ゲンダイ編集部長、広告局次長を経て独立。編集工房レーヴ代表。経済、社会、地方関連記事を執筆。雑誌『ベストカー』に「数字の向こう側」を連載中。『酒と温泉を楽しむ!「B級」山歩き』『分煙社会のススメ。』(日本図書館協会選定図書)『驚きの日本一が「ふるさと」にあった』などの著作がある。編集工房レーヴのブログも執筆。最新刊は『60歳からの山と温泉』(世界書院)。

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