米消費者物価が予想上回る前年比6.4%もの上昇 FRB当局者がインフレ抑制に一段の利上げに言及

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金融政策のおける二つのリスク

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)の経済予測で示されたようにFF金利の誘導目標が年末までに5-5.5%になるレンジが適切な枠組みとの認識を示した。

ウィリアムズ総裁は14日午後のニューヨーク銀行協会での講演の後に記者団に対し、「労働市場の強さを考えると、インフレが予想より高い水準により長期間とどまるリスクがあることは明らかであり、予想より高く金利を引き上げる必要があるかもしれない」と語った。

同総裁は一連の利上げでインフレ率が当局の2%目標に向かって減速し続けると確信していると述べた上で、まだその仕事は終わっていないと強調した。

ダラス連銀のローガン総裁Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

ローガン総裁は現在の金融政策に見られる二つのリスクとして、当局の行動が少な過ぎてインフレを再燃させることと、過度に対応して労働市場に過剰な痛みを招くことを挙げた上で、「最も重大な」リスクは行動が少な過ぎることだと述べた。

原題:Fed Officials Float Even Higher Rates After Brisk Inflation Data (抜粋)

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著者:Steve Matthews、Catarina Saraiva、Jonnelle Marte

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