マンションの資産価値「今から上がる街」はどこ? 進む東京の再開発、相場が上がる3つの条件

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新宿は京王新線の初台駅近く、西新宿五丁目中央南地区に計画がある。規模はあるものの、新宿駅との関係性の弱さは爆発力に欠ける。

池袋駅周辺では東池袋駅にかけて開発が進む。豊島区庁舎が東池袋駅に移転したことで、コミュニティバスも東池袋中心になり、豊島区の重心は池袋から東池袋に動いた感がある。

都心部以外の再開発の動向は?

なお、都心部以外の再開発の動向も見ておこう。

十条駅西口ではすでに分譲が始まっている39階建てのザ・タワー十条が2024年度に竣工する。中野駅の南口でもビルと賃貸マンションが2024年度に竣工し、北口でも中野セントラルパークに隣接するエリアで2025年度に竣工し、中野サンプラザが2023年閉館し、解体がまもなく始まり、2028年の建て替え完成を目指す。

少し先になるが、小岩駅の南口が2026年度竣工、北口が2027年度竣工で駅周辺のイメージが大きく変わりそうだ。同様に、立石駅では北口での再開発が2028年度竣工予定なだけでなく、京成立石駅付近の高架化を機に駅南口での複数の再開発計画が浮上している。このほか、上板橋駅南口駅前でも2028年度竣工予定で計画が進んでいる。

これらのエリア内に建てられる分譲マンションは地域一番の立地とランドマーク性で一目置かれる存在になるだろう。

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