転落のgumi、希望退職100人募集へ

ブラウザゲーム事業の譲渡も決定

「最終的なゴールはエンタメ企業で世界一になること」と語っていた國光宏尚社長(撮影:今井康一)

[東京 27日 ロイター] - ゲーム開発・運営のgumi3903.T>は27日、ブラウザゲームからネイティブアプリへの転換に伴い、100人程度の希望退職者を募集すると発表した。また、一部のブラウザゲーム資産を譲渡することも併せて決めた。譲渡価格は未定で、業績予想への影響については希望退職費用を勘案した上で、あらためて開示する。

希望退職は3月30日から4月17日まで募集。退職日は4月30日。同社は2012年からブラウザゲームからネイティブアプリへの転換を進め、それに伴い、人員の再配置も行ってきた。この結果、2014年5月─15年1月期のブラウザゲームの売上高は全体の9.3%まで低下。「ネイティブアプリへのシフトはほぼ完了した」(同社)なかで、一部で配置換えが遅れていたことなどを踏まえ、希望退職の募集に踏み切る。

同社の今年1月末日時点の連結従業員数は契約社員も含め901人。今回の希望退職の対象は、本体と開発子会社のgumiWestだが、対象2社の従業員数は明らかにしていない。

一方、譲渡するブラウザゲームは「ドラゴンジェネシス」と「幻獣姫」の2タイトルで、4月末までに完了する。ゲーム譲渡は2015年4月期の営業外収益か特別利益に、希望退職費用は特別損失として計上する予定。

同社は昨年12月18日に東証1部に上場したものの、そのわずか2カ月半後に業績予想を黒字から赤字に修正したことで、投資家の批判が集まっていた。

*内容を追加し、カテゴリーを変更しました。

 

(志田義寧 植竹知子 編集:野村宏之)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 財新
  • 実践!伝わる英語トレーニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激動相場に勝つ!<br>株の道場

6月18日発売の『会社四季報』夏号が予想する今期業績は増収増益。利益回復に支えられる株価が上値を追う展開になるか注目です。本特集で株価が動くポイントを『会社四季報』の元編集長が解説。銘柄選びの方法を示します。

東洋経済education×ICT