有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

博報堂と電通も熱視線注ぐメタバース広告の裏側 制作自由度は高いが「ディストピア」の懸念も

6分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

メタバース内における広告表示の取り組みは、日本でも進み始めている。

博報堂傘下のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは2022年5月、国内企業向けにアメリカのオンラインゲーム「Roblox(ロブロックス)」上での広告枠の販売を開始した。メタバース向けの広告販売は国内では初となる。

博報堂DYホールディングスの水島正幸社長。「生活者インターフェース市場フォーラム2022」で、メタバースが社会にもたらす変化について講演した(写真:博報堂DYホールディングス)

冒頭のレポートの執筆に関わった博報堂の目黒慎吾氏によれば、ロブロックス内での広告の表示形式はいくつかあり、2Dのバナーや動画、3Dの物体広告もあれば、空間自体がプロモーション仕様になっていることもある。アバターやキャラクターを使った広告などもあるという。

リアルだと莫大なコストがかかる広告も、メタバースでは物理的制約にとらわれず簡単につくれてしまう。さらに広告の効果を高めるために、メタバース内での行動履歴だけでなく、VRゴーグルを着けた状態での視線の動きまでも追跡が可能だ。

自由度が広がり、よりユーザーにリーチしやすい半面、過剰なまでの広告とモニタリングでユーザーの嫌悪感を生じさせるなど、容易に「広告ディストピア」になり得る危険性も秘める。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数