床から始まる1日
僕の一日は、床から始まります。
玄米を炊飯器で炊いて、みそ汁にサバ缶と刻みネギを入れて、オリーブオイルで炒めた野菜を一品、しらすと納豆とバナナ・ヨーグルト。
むちゃくちゃ健康的でしょう。
いろいろあって、お酒をやめて、健康的な生活に切り替えたんです。
これをみんな床の上に並べて、床に座って食べる。武田鉄矢さんのラジオ、「今朝の三枚おろし」を聴きながら食べるんです。
一応、隣の部屋にテーブルはあるんですが、床に座って食べた方が落ちつくんです。
「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」でさんま師匠からもらったベッドも持っているんですけど、まだ箱から出してません。
やっぱり床に布団を敷いて寝た方が落ち着くし、なんかベッドって、洋風っていうか、高級っていうか、偉そうな感じがするやないですか。
なんで、そう思うんかな。
やっぱり僕には、ストリートの血が流れてるんかな。
いや、ストリートなんてかっこつけすぎやな。
ホームレスになったことはないけど、ずっとホームレスすれすれの生活をしてきたから、地べたの方が落ち着くんかな。
きっと僕の体の中に、路上の気分があるんだと思います。路上魂、とでも言うんでしょうか。
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