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「年賀状じまい・マウント」過剰反応する人の盲点 「オンラインの年始挨拶もなし」の風潮が広がる訳

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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ただ、前述した簡略化の流れはまだまだ進みそうなだけに、「年賀状の数は放っておいても減っていく」と考えるのが自然。無理して年賀状じまいするほどではなく、数年かけて段階的に行ってもいいですし、「この人は年賀状じまいしよう」などの個別対応をしていけばいいでしょう。

しかし、年賀状じまいの連絡は、やり方を間違えると絶縁状のような印象を与えてしまう危険性があり、そうならないための配慮が必要。「その人だけではなく全員に出さない旨を伝える」「メールアドレスやアプリIDなど別の連絡先を伝える」「自分の都合だけでなく、相手を気づかう言葉を添える」のが基本的なマナーです。関係性を保ちたい相手ほど、最後の年賀状を送って、その中で年賀状じまいを伝えたほうがいいでしょう。

また、昨年から日本郵便がはじめたLINEの「スマートねんが」などのワンクッションをはさんでから、年賀状じまいにつなげていくのも1つの方法。このサービスは300円からの有料ではあるものの、紙への印刷も可能で、LINEポイントが当たるくじも付いているので、「段階的な年賀状じまいをしていきたい」という人にとっては1つの手段になるはずです。

「年賀状マウント」の配慮は必要か

そして今年、「年賀状じまい」以上に話題となっているのが「年賀状マウント」というフレーズ。

これは子どもやペットの写真を敷き詰めた年賀状、結婚式の写真を使った年賀状、子どもの高学歴がわかるような年賀状、豪華な旅行の写真を使った年賀状、新築した家の写真を使った年賀状などを見て「マウントを取ろうとしている」と感じるもので、複数のメディアが「無意識でやっているから要注意」と呼びかけています。

確かに年賀状は、相手に感謝や友愛の気持ちなどを伝えるものであり、行きすぎた自己アピールは「上から目線」「ただの自慢」と思われかねません。たとえば、婚活中、妊活中、離婚したばかり、ペットロス、失業中の人に前述した年賀状を送るのはデリカシーに欠ける感があります。

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