ミネソタ州立大学のある調査によると、女性はより「ポジティブ」、もしくは「中立的」、もしくは「不条理なユーモアスタイル(面白い話をしたり、人生の難局をユーモラスにとらえたりする)」で、男性はより「ネガティブなスタイル(皮肉、からかい、自虐表現など)」や「性的・攻撃的なユーモアを生み、楽しむ」傾向があるそうです。
「身体を張る」「下ネタ」「裸芸」「大声」「理性がぶっ飛んだ演技」など、お笑いの鉄板は男性が得意とするところでもあり、「『お笑い』=『男性がやるもの』」という先入観を多くの人が持っている可能性が高いということになります。
さらに、喜劇の面白さは、ネタだけではなくそのステージパフォーマンスも大きな要因です。
一般的に、男性は「自信過剰」になりやすく、女性は「自信過少」になりやすいといわれています。
「絶対面白いはず」という「根拠のない自信」が突き抜けた面白さにつながりますから、女性の「自信の低さ」が、観客の笑いを損なう可能性があるというわけです。
面白い女性は「職場」でも冷遇されやすい
面白い男性が評価されるばかりではありません。面白い女性には「ペナルティー」が科されていることが研究によって明らかになってきました。
・男性のユーモアは機能的、女性のユーモアは破壊的とみなされ、ステレオタイプな男性のユーモアを使う女性は好感度が低くみられる(オランダ・ティルバーグ大学)
つまり、面白い女性は職場でも、冷遇されやすいというのです。
しかも、それだけではありません。残念ながら、面白い女性は実際に「モテない」のだそうです。
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