日中韓3カ国外相会談、その成果と課題

<動画>韓国ソウルで3年ぶりに実現

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韓国、日本、中国の外務大臣は3月21日(土曜日)、3年振りに外相会談をソウルで開いた。この会談では、冷却関係をほぐし、歴史認識や領土問題を理由に開かれていない3か国首脳会談を定期的に開催する方向を目指すことになった。

今回の会合に出席したのは、日本の岸田文雄外相、中国の王毅外相、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相であった。

この日早く、3人の首脳は2国間会談を開き、北朝鮮の核兵器・ミサイルプログラムに対し協力していくことで合意した。

「3カ国は賢明な方法を採用して困難を克服していく」

「中国、日本、韓国の外務大臣が一堂に会することで、この3カ国は賢明な方法を採用して困難を克服していくほか、各国国民と国際社会に対し希望の持てるメッセージを伝えることができるでしょう」と、ユン大臣は開会のあいさつで述べた。

この3カ国会談は、かつてお互いの協力関係を議論するために3カ国首脳が毎年開いていたサミット会談再開に向けた前向きな一歩となるだろう、とユン大臣は今週早々に述べていた。その首脳会談は2008年から毎年開催されていたが、2012年5月以降開かれていない。

「地域問題、国際問題について話し合うために日本、韓国、中国で意味のある会合を持ちたいと考えています。その意味で、今回のこの会談はできるだけ早い時期のサミット開催につながるでしょう」と、岸田外相は会合のあいさつの場で述べた。

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