「意識高い系うつ病経験者」が今絶対やらないこと 疲れた社会人が目指すべきは「心ミニマリスト」

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意識の高い人ほど、食生活にも気をつかっていますよね。心が健康なときは、健康的な食生活をするに越したことはありません。ただ、心の調子がよくないときに制限や我慢をするのは、かえって負担がかかります。

うつ病になってしまう人の多くは、周囲に配慮しすぎる傾向にあります。自分以外の人のことも自分と同じレベルで考えてしまう。その分、思考力を使うので、疲労・消耗しやすいのです。

余計なエネルギー消費を避けるためにボクがよくやる考え方は「究極、今日死ぬならどうする?」。自分の損得だけ考えて行動する練習です。その第一歩としておすすめなのが、「今日死ぬなら何を食べたいか」という判断基準で食事を選ぶこと。最後の食事になるかもしれないなら、「体にいいから」「安いから」「○○さんに勧められたから」という理由では選ばないですよね。

脳を疲れさせないために3秒以内に選ぶ

腹が減ったと感じたら近所の「まいばすけっと」に行き、食べたいものを買う。脳を疲れさせないために、迷っても3秒以内に選ぶ。買い置きはしないし、皿を洗うのがしんどいので自炊もしない。これがボクの食生活です。めちゃくちゃなわりに、体重は多少増えた程度。代わりにメンタルは確実に整いました。

毎回自分の気持ちに応えていると、たいてい米と肉を選ぶことになりますが、「野菜もとらなきゃ」とはいっさい考えません。というのも、ある日突然あっさりしたものが食べたくなるんです。そういう日はサラダをチョイス。人間の体というのは、健康な状態を保つために自然と帳尻合わせしてくれるみたいです。

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