「意識高い系うつ病経験者」が今絶対やらないこと 疲れた社会人が目指すべきは「心ミニマリスト」

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うつ病は、脳に蓄積された疲労やダメージが許容値を超えてしまうことで発症するとボクは捉えています。つまり、うつ病にならないために重要なのは、「1日に消費するエネルギー量」をできるだけ減らして、「1日に回復するエネルギー量」を上回らないようにすること。

だから、徹底的に心を消耗しない生活、いわば「超意識低い系」の生活を心がけています。

メンタルにいいとされる「朝散歩」も、ボクはしません。正確にいえば、一度やろうと思ったけれどほとんどできず、「どうしてできないんだろう」「明日は起きなきゃ」とかえって心を消耗してしまった経験から、無理にやろうとするのをやめました。

確かに、朝日を浴びてセロトニンを生成すれば心が安定するかもしれませんが、朝起きるストレスやできなかったときのダメージの大きさを考えたら、セロトニン効果は無意味、むしろマイナスです。

最悪寝坊してもいい

なんなら、朝起きようとすることもやめました。いつ寝て、いつ起きるかは、そのときのボクの心身の調子次第。翌朝10時からバイトが入っていても、寝たくなければ無理に早寝はしません。「最悪寝坊してもいいや」と思っているというのが正直なところですが、それくらいで構えていたほうが案外スムーズに起きられるんです。

会社員だと「朝起きる」ことは避けられないかもしれません。でも「朝型=えらい」「朝型=できるヤツ」という図式にとらわれて、無理に朝活や朝散歩をする必要はないと思います。ボクからすれば、毎朝起きて出勤しているだけで十分すごいです。

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