たった20分「絵が突然、驚くほど上達!」凄ワザ3つ 「才能」ではなく「技術」だから一瞬で上手くなる

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【凄ワザ②】「基準線」を意識する

「キスラー式メソッド」の2つめは、「基準線」を意識することです。「基準線」というのは、角度や配置を決めるうえで基準となる線ことです。

たとえば、同じく立方体を描くときは、先に描いた上面の四角形を基準にして、底面の四角形を描いていきます。底面の右辺を描くときには、上面の右辺を「基準線」として、線の角度を合わせればいいのです。

立方体を描くとき、上面の右辺を基準にして底面の右辺を引けば、整合性のとれた絵が簡単に描ける(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

同じように、すでに引いた線を基準にして、一辺ずつ丁寧に線を引いていけば、傾いたりせず、「正しい角度」で立方体を描くことができます

「基準線」を意識するのは、「立体感のある絵」を描くうえで欠かせないテクニッなのです。

「『基準線』を利用する」のが上手に描く秘訣

それでは、いま引いた「2本の側面の線」を基準にして、真ん中に少し長めの線を下のほうまで引いてみましょう。

上面の右辺を基準にして、立方体の底面の右辺を引きます。上面の辺を見ながら、さっと線を引いてください。線が長すぎても、あとで調整できるので、まったく問題ありません。

今度は、上面の左辺を基準にして、底面の左辺を引きます。これで、立方体の形が簡単に描けます

最後に「陰影」をつけて立体感を出し、完成させた「立方体」の絵(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

立方体をひとつの絵として完成させる場合には、このあと「陰影」をつけていくので、最後にその「凄ワザ」を紹介しましょう。

次ページ最後、3つめの「凄ワザ」は?
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