「キスラー式メソッド」の2つめは、「基準線」を意識することです。「基準線」というのは、角度や配置を決めるうえで基準となる線の
たとえば、同じく立方体を描くときは、
同じように、すでに引いた線を基準にして、
「基準線」
「『基準線』を利用する」のが上手に描く秘訣
それでは、いま引いた「2本の側面の線」を基準にして、真ん中に少し長めの線を下のほうまで引いてみましょう。
上面の右辺を基準にして、立方体の底面の右辺を引きます。上面の辺を見ながら、さっと線を引いてください。線が長すぎても、あとで調整できるので、まったく問題ありません。
今度は、上面の左辺を基準にして、底面の左辺を引きます。これで、立方体の形が簡単に描けます。
立方体をひとつの絵として完成させる場合には、このあと「陰影」をつけていくので、最後にその「凄ワザ」を紹介しましょう。
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