"嫌われる人"が気づいていない「絶対NGな地雷」 会話の中で「言ってはいけない」禁断テーマ

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

話しやすい人になるためには、もちろん、会話の中にひそむ地雷に気づき、回避することが必要ですが、これは非常に難しい問題です。

「何を不快に思うか」は、人によってまったく異なるからです。

「地雷は人の数だけある」と言ってもいいかもしれません。

特に容姿や年齢、家庭環境、出身地、人種、学歴、仕事、政治、宗教、恋愛、セクシュアリティなどについて話すとき、「自分はこういうことを言われても気にならないから、相手もきっと気にしないだろう」「自分はこういう話題をふられても大丈夫だから、相手も大丈夫だろう」と考えるのは非常に危険です。

自分が言われたくない言葉、触れられたくない話題なら、口にする前に「あ、これは言わないほうがいいかな」という思いが頭をよぎることもあるでしょう。

しかし、自分がまったく平気なこと、気にしていないことだからこそ、人は何気なく、無邪気に、相手の地雷を踏んでしまうのです。

地雷のほとんどは、踏んでしまったほうにとっては「え? 今のが地雷だったの?」「え? そんなことで怒るの?」と思ってしまうようなものでしょう。

あなたの「大丈夫」の中に、誰かの地雷がひそんでいるのです。

どんな人、どんなケースにも確実にあてはまる地雷の回避法は、残念ながらありませんが、ここでは、私なりに考えた(もしくはふだんから気をつけている)地雷の避け方をお伝えしたいと思います。

「望まれないアドバイス」は地雷の宝庫

まず、何よりも大事なのは、話している相手へのリスペクトを忘れないことです。

相手のことを軽んじたり侮ったりしていると、その気持ちは話し方や言葉に表れ、相手を不快な気持ちにさせます。

その時点ですでに地雷に軽く足をのせているようなものであり、もし相手が言われたくない言葉、触れられたく内容を口にすれば、たちまち火柱が上がるでしょう。

相手を大事に思う気持ちがあれば、「これを言ったら相手は不快になるかもしれない」「この話題には触れられたくないかもしれない」といった想像力も、多少は働きやすくなるかもしれません。

次ページ会話をしながら気をつけることは…
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事