日産「エクストレイル」対トヨタ「RAV4」SUV対決 オフロード性能抜群、最新&人気の2台徹底比較
国内外の各メーカーから、さまざまなモデルが発売され、今まさに群雄割拠の様相を呈しているSUV。なかでもトヨタ「RAV4(ラブフォー)」と日産「エクストレイル」は、アウトドアにもマッチするワイルドな外観や、オフロードでの高い走破性などを持つことで、長年支持を受けているロングセラーモデルだ。
とくに2022年7月25日に発売された4代目の新型エクストレイルは、先代までの都会的なスタイルと一線を画すタフなイメージのフォルムに変貌。また、独自のハイブリッドシステム「e-POWER」搭載車のみの設定となったことや、最新の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の新採用などで大きな話題を呼んでいる。
一方、2019年に同じく4代目の現行モデルが登場したRAV4も、強いインパクトを持つ本格オフロード車的スタイルや、4WD車に軸足を置いたさまざまな新機構の採用などにより、発売当初から売れ行きは好調だ。加えて、2022年10月4日に発売された一部改良モデルでは、メーターをより大型化するなどで使い勝手を向上し、さらに商品力をアップ。また、オフロードイメージを強化した特別仕様車「Adventure“OFFROAD package Ⅱ”」の設定、プラグインハイブリッドの「RAV4 PHV」をグレード内に組み込むなどで、ラインナップの強化も図り、新型エクストレイルを迎え撃つ。
ここでは、まさにガチンコ勝負を繰り広げているこれらライバル2台を比較することで、それぞれの特徴や優位性、魅力などについて検証してみる。
RAV4の歴史やプロフィール
1994年に登場したRAV4の初代モデルは、5ナンバーサイズの小柄なボディに、悪路走破性が高い4WD機構などを持った、いわゆるコンパクトSUVの元祖的なモデルだ。一方、当時大ヒットした初代RAV4に対抗し、日産が2000年に発売したのが初代エクストレイル。200万円台で購入できる手頃な価格帯や、「使える4駆」をコンセプトに開発された本格的な4WDの走行性能、スタイリッシュで取りまわしのいい車体サイズなどが話題となり、こちらも高い人気を集めた。
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