アップルの原点は大衆向けPCをつくることだった ジョブズが1999~2004年に語っていた生声11選

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アップル創業者のスティーブ・ジョブズ
アップル創業者のスティーブ・ジョブズ(写真:David Paul Morris/Bloomberg)
誰もが知る成功者として有名なあの人も、ひとりの人間として、悩み、もがき、ときには本音、弱音、ジョークをぽつりともらすことがある。ときに、そうした等身大の言葉はどんな美辞麗句よりも力をくれるはずだ。
今回はスティーブ・ジョブズが社内文書やインタビューなどで自ら語った言葉、「生声」を収録した新刊『スティーブ・ジョブズの生声』より、閑職に追いやられ、一度は去ったアップル社に復職し、同社を立て直したリベンジ期、ヒット商品を生み出す企業として世界への影響力を強めていった時期の言葉をお届けする。

超一流の人は考え続け、エレガントに解決する

<1997年〜1999年 《リベンジ》
アップル社への復帰、同社の業績改善に向けて>


いざ問題に取りかかると、複雑さが見えてきて、ややこしい解決策ばかり思いつくものだ。たいていの人はそれ以上考えない。その解決策でも少しの間ならうまくいくことも多いしね。だけど、超一流の人は考え続けるんだよ。根本的な問題を見つけ出し、どのレベルでも使えるエレガントな解決策にたどり着く。Macで目指していたのが、まさにこれなんだ。
――『AppleDesign』 1997年


(妻ローリーンとの馴れ初めについて)
駐車場で車に鍵を差し込んだ時、自分にこう問いかけたんだ。
「もし今夜がこの世で最後の夜だとしたら、私はビジネス会議に行きたいだろうか、それともこの女性と過ごしたいだろうか?」ってね。
駐車場から駆け足で引き返して、彼女をディナーに誘ったよ。OKしてくれたので、2人で街に繰り出したんだ。それ以来ずっと一緒にいる。
――『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』誌 1997年1月12日


アップルには素晴らしい資産があるが、何か手立てを講じないと、この会社はえっと、えっと、何て言えばいいのかな。つまり、その、死んでしまうかもしれない。
――『TIME』誌 1997年8月18日


ビル・ゲイツが半年ほど前に話した内容を読んだよ。「20代は死にものぐるいで働いた」と書いてあった。彼の気持ちがよく分かる。私も20代は死にものぐるいで働いたからね。文字通り年中無休で、毎日長い時間働いていた。(中略)だけど、そんな生活はいつまでも続けられないし、誰も続けたくはない。
――『TIME』誌 1999年10月10日


アップルの原点は、大衆向けのコンピュータをつくることだった。
企業向けのコンピュータではない。
デルやコンパックのような会社は、世の中にはこれ以上要らないよ。
――『TIME』誌 1999年10月18日

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