わが社で働くのは簡単ではありません(面接の際、私はこう伝えます「長く、懸命に、賢く働くのはいいが、アマゾン・ドット・コムではそのうち2つだけを選ぶことはできない」と)。我々は重要な何かを、顧客にとって意味のある何かを、そして孫に話して聞かせるような何かを築き上げるために働いています。そうしたものが簡単なはずはないのです。
――株主への書簡 1998年3月30日
おびえる相手はライバル社ではなく顧客
本屋に行くたび、1000分の1の確立で人生を変える本に巡り合えるとしよう。我々はそれを500分の1にし、5年後には200分の1、そのまた5年後には100分の1にしたいと思っている。
――『ワシントン・ポスト』紙 1998年11月8日
人は平均以上を求める――自分にぴったりのものが欲しいのだ。
――プレス・リリース 1998年12月22日
従業員には、常に不安を覚え、毎朝怯えながら起床するよう促しています。怯える相手はライバル社ではなく、顧客です。顧客はわが社のビジネスを形成し、私たちと関係し、わが社が多大な義務を負う相手です。そして彼らの忠誠は、わが社よりもいいサービスを提供する企業が現れた瞬間、消えると考えています。
――株主への書簡 1999年3月5日
認めよう。ガレージが欲しかった理由の1つは、わが社も「ガレージから始まった企業」として箔をつけたかったからだ。
――アソシエーション・オブ・アメリカン・パブリッシャーズ 1999年3月18日
実際ほとんどの会社では、どんな重要な会議であっても、そこに参加していない重要なメンバーがいる。顧客だ。だから社内では容易に顧客のことが忘れられてしまう。だがアマゾン・ドット・コムを訪れ、社員たちに「なぜそういうやり方をするのか」と聞いてもらえれば、多くの者がこう答えるだろう。「そのほうがお客さんにとっていい選択だからです」と。
――「チャーリー・ローズ」インタビュー 1999年5月26日
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