住生活グループは東北、関東圏で8工場が操業停止。他拠点の活用で影響は軽微のもよう【震災関連速報】
住宅設備最大手の住生活グループは、東日本大震災を受けて、下記の各拠点で操業停止や臨時休館、営業停止を実施している(3月15日現在)。
<生産拠点>
・トステムの一関工場(岩手県一関市):住宅サッシなど製造
・トステムの須賀川工場(福島県須賀川市):リビング建材を製造
・トステムの下妻工場(茨城県下妻市):住宅サッシを製造
・トステムの土浦工場(茨城県土浦市):ビルサッシを製造
・トステムの野田工場(千葉県野田市):電動商品(シャッター部材)を製造
・トステムの岩井工場(茨城県坂東市):サイディング(外装材)を製造
・INAXの筑波工場(茨城県つくば市):ユニットバスを製造
・旭トステム外装の鹿島工場(茨城県神栖市):サイディングを製造
<ショールーム>
・岩手県盛岡市(トステム、INAX)
・秋田県秋田市(INAX)
・宮城県仙台市(トステム、INAX、TOEX、サンウエーブ)
・福島県福島市(トステム)
・福島県郡山市(トステム、INAX、サンウエーブ)
・茨城県水戸市(トステム、INAX)
・茨城県つくば市(トステム)
・栃木県宇都宮市(トステム)
・群馬県高崎市(トステム)
<店舗>
・ビバホーム築館店(宮城県栗原市)
・ビバホーム石巻店(宮城県石巻市)
・ビバホーム荒巻店(宮城県仙台市)
・建デポプロ仙台東店(宮城県仙台市)
・ビバホーム桑野店(福島県郡山市)
・ビバホーム須賀川南店(福島県岩瀬郡鏡石町)
同社広報によれば、生産拠点に関しては多少の設備被害などがあるものの、電力などインフラ面さえ整えば、1週間程度で復旧できる見通し。また、国内の他地域にある工場を活用すれば、十分に代替生産が可能だという。
なお、同社は被災者に対し、仮設ハウス用の窓2000セット、水洗トイレ2000台などの支援物資を寄付することを決めた。また、被災地の自治体に対し、住宅用太陽光発電システム10セットを無料貸与するほか、茨城県坂東市のメガソーラー発電施設の売電によって得た金額を、インフラ復興のための支援金として寄付する方針だ。
(猪澤 顕明 =東洋経済オンライン)
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