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博多大吉「生理痛のあまりのつらさを知った衝撃」 高尾美穂医師と一緒に「生理」について考える

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大吉:「生理は病気じゃない」とも聞きますけど、病気でもないのにこんなに苦痛があるというのが、ぼくには不思議なんですよ。

実は筋肉痛に似ている!? 生理痛のメカニズム

高尾:一般的な生理痛って、どちらかというと筋肉痛に似た感じかな。

大吉:えっ、筋肉痛ですか!?

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高尾:はい、子宮は卵くらいの大きさなのですが筋肉でできていて、それが収縮すると痛みを感じるんです。子宮内膜——受精卵を受け止めるベッドのようなものが子宮で毎月作られ、妊娠しないとこれが不要になるので、はがれて血液とともに体外に排出されます。それがすなわち、生理、月経といわれる現象です。

子宮内膜を排出するために、子宮はギューギューと収縮します。このギューギューを起こすのが、プロスタグランジンという物質で、痛みのもとです。生理中の痛みを「子宮が握りつぶされるよう」と表現する人もいますが、まさにそういうことが起こっているわけです。

しかも子宮だけじゃなく、周囲の血管や、胃などの内臓も一緒にギューギュー握るようにして収縮させてしまう。だから血流が悪くなって冷えを感じたり、胃が痛くなって吐き気がするといった、さまざまな不調が起きるんです。

大吉:筋肉痛と言われたら、少し想像しやすくなったかなぁ。でも男性の身体に同じことが起きたら、病気じゃないにしても何か手当てが必要な状態だと思いそう。

高尾:あと、子宮の向きが影響してくることもあります。通常よりやや前かがみになっている人と、後ろに倒れている人がいて、それぞれ子宮前屈、子宮後屈といわれています。異常というほどではなく、特徴ぐらいの感じですね。後屈だと生理のとき痛みを腰痛と感じやすいし、また、それが子宮内膜症のサインだったりもします。

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