有料会員限定

相次いで表明「値上げ」に走る鉄道各社の事情 運賃改定のほか「バリアフリー料金」上乗せも

✎ 1〜 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12
拡大
縮小

JRのみならず、私鉄各社もあの手この手で値上げに走る。

運賃表を張り替える係員
駅名変更に伴って運賃表を張り替える係員。運賃が改定されれば同じ作業が各駅で必要になるだろう(編集部撮影)

特集「岐路に立つ鉄道」の他の記事を読む

2023年春は鉄道各社の間で運賃や特急料金などの値上げラッシュとなりそうだ。コロナ後も旅客数は元に戻らないとして鉄道各社は値上げへの理解を求めるが、生活必需品を中心に物価上昇が続く中での鉄道運賃の値上げは、家計をますます圧迫することになる。

これまでに各社が発表した運賃改定の方向性は下表のとおり。京成電鉄の子会社・北総鉄道が運営する北総線がこの10月から通学定期を中心に値下げしたが、これは例外中の例外。この春、小児IC運賃を一律50円にして「子育て家庭の家計にやさしい」と話題を呼んだ小田急電鉄ですら将来の運賃値上げを検討する。

次ページ値上げ方針はいくつかのパターンに
関連記事
トピックボードAD
トレンドライブラリーAD
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
岐路に立つ鉄道
歓迎ムードに沸く地域と懐疑的な街の温度差
仙台以北の鉄道貨物が消滅する可能性も?
1973年に決定された全国11の「基本計画線」
復旧できず不通のまま廃線になるケースも
JR旅客6社「平均通過人員」1000人未満の線区
今や全国約1200カ所、民間が隣接ホテルも展開
JR3島会社に打撃、高速バスとは連携の動きも
事業者の「自助努力」での維持には限界がある
「民間に任せているだけでは今後厳しくなる」
車両やダイヤなど、資産と知見をフルに活用
運賃改定のほか「バリアフリー料金」上乗せも
人口減少時代の交通機関、国全体で考える必要
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内