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相次いで表明「値上げ」に走る鉄道各社の事情 運賃改定のほか「バリアフリー料金」上乗せも

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JRのみならず、私鉄各社もあの手この手で値上げに走る。

運賃表を張り替える係員
駅名変更に伴って運賃表を張り替える係員。運賃が改定されれば同じ作業が各駅で必要になるだろう(編集部撮影)

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2023年春は鉄道各社の間で運賃や特急料金などの値上げラッシュとなりそうだ。コロナ後も旅客数は元に戻らないとして鉄道各社は値上げへの理解を求めるが、生活必需品を中心に物価上昇が続く中での鉄道運賃の値上げは、家計をますます圧迫することになる。

これまでに各社が発表した運賃改定の方向性は下表のとおり。京成電鉄の子会社・北総鉄道が運営する北総線がこの10月から通学定期を中心に値下げしたが、これは例外中の例外。この春、小児IC運賃を一律50円にして「子育て家庭の家計にやさしい」と話題を呼んだ小田急電鉄ですら将来の運賃値上げを検討する。

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