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応募殺到!攻めに転じる鉄道ファン向けイベント 車両やダイヤなど、資産と知見をフルに活用

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鉄道を知り尽くした社員だからこそ企画を実現できる。

京急京浜急行電鉄の撮影会の様子
京浜急行電鉄の事業用車両「デト」の撮影会。3本並んだレアシーンをここぞとばかりにファンがカメラに収める(記者撮影)

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以前はまるで学校の文化祭のように毎年の恒例行事だった鉄道車両基地の一般公開は、新型コロナウイルス感染拡大で一時、軒並み中止に追い込まれた。代わって鉄道各社が力を入れているのが、参加人数を絞って開催する有料のファン向けイベントだ。

東武鉄道は8月20日、東武東上線で「ダイヤ作成教室」を開催した。対象は小学校3〜6年生と保護者の約20組。列車運行の基本になるダイヤグラムを通して鉄道の仕組みに興味を持ってもらう考えだ。参加費は親子で7000円。参加者はまず、森林公園駅近くにある乗務管区でダイヤの基本を学ぶ。先生役はダイヤ作成に携わる“スジ屋”と呼ばれる社員だ。

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