相手が「世の中への文句」を言い出しそうになったら、またはひとしきり言った後に、さらっと、「最近読んだ本で、面白いのあった?」「最近、どこかのお店で美味しいもの、食べた?」「この映画、面白そうだよ」と、「こういう話題がしたいんだ」と具体的な指示で伝えるのです。
夫の機嫌が悪くならないなら、もっとはっきりと「なんか楽しい話はない?」「前向きな話、したいなあ」と、踏み込んだことを伝えましょう。
それでも、相手が「世の中への文句」を言い続けるなら、はっきりと「その話題はもういい」と言うしかありません。そのかわり、すぐに、別の話題を振りましょう。
「世の中への文句」が嫌なだけで、あなたとはコミュニケイションしたいんだとアピールすることで、夫の不機嫌をコントロールするのです。
自分の小ささを自覚しているから、文句を言う
人は、大きなものを語って、自分を支えようとする傾向があります。大企業とか国家とか民族とか、小さな自分の反対を語ることで、自分に自信を持とうとするのです。
ひょっとしたら、ざわんさんの夫も、自分の小ささを自覚しているから「世の中に対する文句」を言っているのかもしれません。
もし、そうだとしても、ざわんさんが「あなたとコミュニケイトしたいんだ。そんな大きな話じゃなくても、あなたと何気ない話をしたいんだ」と伝えれば、夫は大きなことを語る必要がなくなります。
この場合は、夫も「コミュニケイションが一番」なのですから、うまく導けば、ゆっくりと変わってくれるはずです。
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