さらにボディカラーもブリリアントホワイトパール、ダイヤモンドブラック、ブリリアントシルバーの3色のみの設定となるため、とにかく安価に新型エクストレイルがほしいという人以外にはオススメしにくいグレードとなっている。
逆に「X」であれば、プロパイロットが標準装備となり、コネクティッドナビやプロパイロットパーキング、インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーなどのセットオプションが41万5800円(3列シート車は100V 1500Wコンセントが備わらないため36万3000円)で装着可能なため、装備を充実させながら価格を抑えたいという人は「X」にセットオプションを装着するという選択肢もアリだろう(トータルで30万円弱安くなる)。
メーカーオプションはどれを選ぶべき?
グレードによって装備差の大きい新型エクストレイル。まず「G」グレードをチョイスした場合は多くの装備が標準となるため、そもそもそこまで選択肢はないが、自動的にハイビームの照射範囲を切り替えてくれる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」は、「G」でのみ選択可能なオプションとなっており、価格も1万1000円とリーズナブルなため、選んでおいて損はないものといえる。
それ以外では、より高級感あふれる内装となるナッパレザーシート(8万8000円)やパノラミックガラスルーフ&BOSEサウンドシステム(29万7000円)も設定されるが、これは好みで選んでいいだろう。
一方、「X」では前述したコネクティッドナビやプロパイロットパーキングなどが備わるセットオプション(36万3000円~41万5800円)はマストで選んでおきたいところ。
また、アウトドアレジャーなどで荷物の載せ下ろしを頻繁に行うのであれば、ハンズフリーバックドア(6万6000円)も選んでおくとより利便性が高まりそうだ。
このように新型となって現時点での日産の最新技術が多く搭載されたエクストレイル。その影響で価格帯は従来型よりもアップしてしまったが、現時点で5年の残価設定ローンでの残価率が50%に迫る高い数字となっていることで、トータルでみると意外と買いやすいモデルとなっている。
そのため、購入を検討しているのであれば、残価率が見直される前に契約を結んでしまうというのもひとつの手段といえるのではないだろうか。
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