世界的なインフレの高まりを受け、「賃金・物価スパイラル」という言葉が注目を集めている。FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は5月4日の会見で「賃金・物価スパイラルは見られない」としつつも、昨今の急激な賃金上昇は持続可能ではないとしてインフレと賃金上昇の両方を抑制する意向をにじませた。
英国でも6月初頭、ジョンソン首相が「賃金・物価スパイラルが始まれば、金利の引き上げで物価上昇にブレーキをかけることが唯一の治療法になる」と、賃金上昇への警戒感をあらわにして、労働組合陣営の反発を買った。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら