――店舗オペレーションもこの半年間で、従来型の会員制によって敷居の高い店に戻ってしまった。
私は5年かけて、店舗受付のオープン化など、間口を広げる努力をしてきた。むろん高付加価値商品が多いため、商品を説明できる人員体制を整えると同時に、誰でも見たい人が入りやすくという両面で見直してきた。
だが、(勝久氏が会長兼社長になってからは)複数店舗で工事して、また受付をしないと入れないお店に戻してしまった。有明本社ショールームなど郊外立地で目的買いの人が多い店舗は、それでもいいかもしれないが、新宿ショールームなど繁華街でそれをやると、弊害は大きい。
2014年10月に従来型店舗に変えた新宿ショールームでは、11月にサーモセンサーで人数カウントした結果、2013年に月間3万8000人だった来店客数が、14年には3万人へと2割以上も減った。売上高もその分減った、ということではないが、見に来る人が減ると、悪循環になる。何回か見るという購買ステップを踏まなくなり、結局は入りやすい競合他社に行ってしまう。
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