中国の新築住宅価格が先月で10カ月連続下落 市場規模2兆4000億ドルの不動産市場回復の兆し見ず
中国の新築住宅価格は6月、10カ月連続で下落した。深刻化する不動産危機の抑制に向けた政府の取り組みが奏功していないことが浮き彫りになった。
国家統計局が15日発表したデータによれば、主要70都市の新築住宅価格(政府支援住宅除く)は、前月比0.1%下げた。5月は0.17%低下だった。
2兆4000億ドル(約333兆6000億円)規模の中国不動産市場に回復の兆しはほとんど見えていない。未完成物件の購入者が住宅ローンの支払いを拒否するケースが急増しているとの報道が相次ぐ中、影響は金融システムに波及しつつある。
原題:China Home Prices Fall for 10th Month as Property Crisis Deepens(抜粋)
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著者:Simran Vaswani
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