山﨑賢人「キングダム」主演でたどり着いた新境地 伝えたい「命をたぎらせ、生きろ。」の言葉

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山﨑賢人は、『キングダム』の過酷な撮影を乗り越えながら絆が深まり、みんなで作り上げる総合芸術だと改めて感じていた。そんな『キングダム2 遥かなる大地へ』を通じて届けたいメッセージを尋ねると、パンフレットのキャッチフレーズを指差した。

(撮影:長田慶)

「ここに書いてある、“命をたぎらせ、生きろ。”というシンプルな言葉がメッセージですよね。見てもらった人に本当に伝えたい。『キングダム』では、仲間たちが集い、無謀とも思える戦いにも挑んでいきます。とにかく真っ直ぐ夢に向かって突き進んでいく。

見てくれる人によっては、“社会の中でどう戦うのか?”と照らし合わせながら、頭を使うのか? 身体を使うのか? 仲間で力を合わせるのか? 燃えていないと、というか。命をたぎらせろ、ですよね。生きろって思いますね」

“生きろ”。その言葉を山﨑賢人は、別の形で、自身の力に変わっていたエピソードがある。それは、『キングダム2』主題歌のMr.Childrenが歌う『生きろ』を撮影時に聴いたときだった。

シンプルなメッセージから得たものすごい説得力

「撮影の合間に1回聴かせてもらった時に“パワーがみなぎりました”ね。これまで、色んな曲をリリースしてきた、Mr.Childrenさんが改めて『生きろ』というシンプルなメッセージを描いているのが、ものすごい説得力で、心に響きましたね。僕の中でも信を演じているというより、“生きている”という感覚もあります」

©原泰久/集英社 ©2022 映画 「キングダム」製作委員会

「追いかけろ 問いかけろ」「失くしたものの分まで / 思いきり笑える /その日が来るまで / 生きろ」(Mr.Children)

『生きろ』を作った桜井和寿氏(Mr.Children)は、『キングダム』を意識しながら、壮大な景色を音にすること。ひたむきな願いを、友への思いを、命の尊さを、愛する強さを歌にすること。

映像の中の肉体的な躍動感に呼応すること。目指した世界観を『生きろ』というタイトルにした。『キングダム2』の~遥かなる大地へ~というサブタイトルは、楽曲『生きろ』がヒントになったとプロデューサー松橋真三氏がコメントを出している。

ちなみに山﨑賢人にとって、初めてお金を出して買ったアルバムがMr.Childrenだった。そんな経緯もあり、主演と主題歌という形で共演できたことは、大きな力となり背中を押した。

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