連勝なるか、ジョニー・デップが直面する次の裁判 撮影現場での暴行で訴えられたが勝ち目はある

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しかし、この出来事はそれで終わりではない。週明けの月曜日、ブルックスが仕事に戻ると、プロデューサーから、製作陣を訴訟しないという誓約書に署名するよう求められたのだ。拒否すると、ブルックスはその場で解雇されてしまった。

この解雇が不当だったこと、また監督やプロデューサーにはデップのふるまいを管理する責任があったとして、当初、ブルックスはファーマン監督、プロデューサーのシーガル、プロダクション会社のグッド・フィルム・プロダクションも被告に挙げていた。しかし、つい最近になって、ブルックスはこれらの名前を被告から削除している。その結果、この裁判は、デップとデップのプロダクション会社のみを相手にするものになった。

ブルックスがこの訴訟を起こしたのは、2018年7月6日のこと。それから4年もの時間が経過し、ようやく裁判が迫ったという段階で、なぜデップ以外の人たちを訴訟から外したのかはわかっていない。

すご腕弁護士がジョニーの側に

それにしても、元妻へのDV疑惑をやっと晴らしたところへ、またもや暴力をふるった疑惑について裁判で闘うことになるとは、デップも頭が痛いことだろう。だが、今回も、デップを支えてくれる頼もしい人たちがいる。ひとりは、ハードとの名誉毀損裁判で大活躍したカミール・ヴァスケス。厳しい反対尋問でハードからどんどんボロを出させた彼女は、デップ支持者の間で「女王」と呼ばれるすご腕弁護士だ。

そして、複数の証人。ハードとの訴訟でもデップをよく知る人たちが多数出てきたが、今回の裁判でも、デップのボディガードや姉、ビジネスマネジャーら、同じ人たちが証言台に立つ。さらに、その夜現場にいた人による、とても強力な目撃証言があるのだ。

その人は、スクリプト・スーパーバイザーのエマ・ダノフ。彼女はブルックスがこの件でデップを訴訟したすぐ後に、その証言を裁判所に提出している。

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