ハウステンボス、「変なホテル」に秘めた野望

コンテナ型のロボットホテルで何を狙う?

「変なホテル」の完成予想図。コンテナ型を採用することで建設コストを抑える

「これから日本は少子化が進んで、サービスを(提供)する人が減ってくる。それを補う方法は2つしかない。1つは移民政策、もう1つはロボットが人の代わりになること。それをテストする段階に入ってきた」

自信に満ちた笑顔でそう話すのはハウステンボス社長の澤田秀雄氏(エイチ・アイ・エス会長)だ。同社は1月27日に会見を開き、今年7月中旬に園内に開業する予定の次世代型ホテルの全貌を明らかにした。ロボットが接客する「変なホテル~変わり続けることを約束するホテル~」のゼロ号店だ。

徹底したローコスト運営が売り

会見で「変なホテル」の夢を語る澤田社長

かつて経営破綻を経験したハウステンボスは、2010年から旅行大手エイチ・アイ・エスの傘下で再建を進めてきた。直近の2014年9月期は売上高262億円(前期比21.4%増)、営業利益73億円(同51.9%増)と順調に業績を伸ばしており、今やエイチ・アイ・エスの営業利益の約4割を占めるテーマパーク事業の中核となっている。

今回の「変なホテル」は、ハウステンボスを再生させた澤田社長肝いりの「スマートホテルプロジェクト」の一環だ。第1期棟(72室)は7月15日、第2期棟(72室)は2016年に開業する。

澤田社長が「世界一生産性が高い」と豪語するこのホテルは、徹底的なローコスト運営が特徴。従来型で同規模のホテルと比べ、人件費を3分の1から4分の1に、光熱費を半分にまで抑えることができる。

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