パズドラ再浮上!これが最新のアプリ序列だ ダウンロードランキングが9位から3位へ躍進
あのスマホアプリはいったいどれだけダウンロードされているのか。そして、どれだけ稼いでいるのか。その調査と推定を行っているのがサンフランシスコに本社を置くApp Annieだ。
東洋経済オンラインでは、App Annieのデータをもとに、定期的に人気アプリのランキングを掲載していく予定だ。前回は11月のランキングを掲載したが、今回は12月のランキングだ。同社は各種ジャンルにわけてランキングを公表しているが、前回と同様、日本市場におけるゲームカテゴリとアプリケーションカテゴリのランキングを掲載する。これは1月21日夜に同社が発表したものだ。
まずはアプリの中でも圧倒的に大きなシェアを占めているゲームアプリからみていこう。
スクエニの2枚看板が躍進
底力をみせているのがパズル&ドラゴンズ(パズドラ)だ。同アプリのリリースはiOS版が2012年2月20日、Android版が同年9月18日。さすがに3年近くが経過して おり、ダウンロード数は衰えて不思議はない。しかし、2014年10月の12位から11月には9位、そして12月には3位にまで順位を引き上げた。積極的 にテレビCMなどのプロモーションを打ったことで、新規ユーザー、もしくは機種変更などをきっかけに離れていたユーザーの再ダウンロードが促されたのだろ う。
また専用機ゲームからの移植タイトルが上位で目立つようにもなってきた。5位につけているのがAndroid版を12月18日、iOS版を同月23日にリリースした「実況パワフルプロ野球」。1月19日にははやくも累計250万ダウンロードを突破した。8位の「FINAL FANTASY Record Keeper」、10位の「ドラゴンクエストモンスターズ・スーパーライト」は、言うまでもなくスクウェア・エニックス(スクエニ)の2枚看板だ。
ダウンロードランキングで順位が急伸しているタイトルは、積極的なプロモーションを打っていることが多い。一方、売り上げランキングは、ユーザーがそのゲームを遊びながら支払っている金額が多い順にランキングされている。その意味では真の実力がわかるランキングだ。
売り上げランキングは1~4位まで11月から変わっていない。大きな動きがあったのは、「ドラゴンクエストモンスターズ・スーパーライト」。前月の15位から6位へと順にを引き上げた。