フィンランド国民84%がロシアに「軍事的脅威」 1年前から25ポイント急上昇、05年では33%未満

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ロシアを著しい軍事的脅威と考えるフィンランド国民は、2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻し、全面戦争を仕掛けた後、全体の84%に達した。

フィンランド・ビジネス政策フォーラムが侵攻から2週目と3週目の国民の意識を調査したところ、ロシアを著しい軍事的脅威と感じる割合は、1年前から25ポイント急上昇した。2005年時点では全体の33%未満にとどまっていた。

こうした意識の変化は、フィンランド国民がほぼ一夜にして北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持し始めた理由を説明する。ウクライナ侵攻を受け、ロシアと戦火を交えた歴史があるフィンランドが、NATOに近く加盟申請するとの観測が出ている。

12日公表された調査結果によれば、フィンランド国民はロシアを拡張主義の専制国家と見なしており、ロシアが「不安定で予測不能」と考える割合は90%を上回った。調査は3月4-15日に実施され、2074人から回答を得た。

原題:Russia Poses a Significant Military Threat, Say 84% of Finns(抜粋)

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著者:Kati Pohjanpalo

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