｢部下に嫌われている？｣悩んだら試したい攻略法 心理学の｢返報性の法則｣をうまく利用しよう

部下から嫌われているかも……と思ったら、取り組みたい心がけとは（写真：Sunrising／PIXTA）

あなたは、部下に好かれていますか？ それとも、嫌われていますか？

上司というのは、その立場故に嫌われやすい存在です。特に上司1年目は、能力的にも部下を圧倒できず、指示出しも未熟だったりして、部下からの不評を買ったり、あの人の部下は嫌だと陰口を叩かれたりすることは珍しいことではありません。

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部下のためを思ってしたアドバイスも、「自分を否定された」と感じさせてしまったり、会社の方針を押し付けたように捉えられて「やらされ感」を与えたりして、知らず知らずのうちに嫌悪感を抱かれてしまうことがあります。

「部下から嫌われている？」悩む上司

部下の態度がそっけない、部下が言うことを聞かない、反抗的な態度を取るといったことがあると、「もしかして、自分は部下に嫌われているのでは」と考えてしまいがちです。実際、悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。

職場に自分を嫌っている人がいると、それだけで憂うつになります。仕事に行くのが嫌になるだけでなく、嫌われている相手に指示を出したり、話をしたり、顔を合わせないといけません。それだけでストレスが溜まり、仕事の楽しさが何分の1にも減ってしまう。上司だって人間ですから、どうしたらいいか悩むこともあるでしょう。

しかし、ここで嫌われることを恐れて委縮し、指示も出せず、部下からの協力を得られないままにしてしまっては、上司としての役割を果たすことはできません。何よりあなたのメンタルもダメージを受けるでしょう。

嫌われている相手に対して、上司はどのような態度でいるべきなのでしょうか。今回は、嫌われている相手とどう関係を築き、チームとしての力を強化していくのかを解説します。