千秋さんには未婚の姉がいる。若い頃は大いにモテたこともあり、「年収1000万円以上じゃないと男じゃない」と言い続けているとのこと。
「私は目線を下げて彼と結婚したわけではありません。まさに理想どおりの夫です。誠実そのものですから」
夜勤もある修平さんとは生活時間帯が合わないことが多い。しかし、修平さんは「botかと思うほど」の正確さで夕方の起床時や会社からの帰宅時間を知らせてくれる。そして、少しでも時間が空いたら千秋さんと一緒に過ごそうとしてくれる。愛情が多すぎる千秋さんには何よりうれしいことだ。
「コンビニご飯で育てられた彼は私と出会ったときに野菜を食べられませんでした。今は健康のためにも少しずつ食べてもらうようにしています」
「若い男はいずれ離れてしまう」かもしれないけど
千秋さんの母親は孫の誕生を待ち望んでいるようだが、2人は積極的には子どもを作ろうとはしていない。生理が重いという千秋さんは生理痛を緩和する効果もある避妊器具を使うことも検討している。
「今、彼がいてくれるだけで幸せだからです」
周囲からは「若い男はいずれ離れてしまう」と警告を受けていると明かす千秋さん。それはそれで仕方ないと覚悟している。
「誰にでも起こりうることだからです。自分が好きな人には幸せになってほしいので、出ていくならば行っていいと思っています。私は一人で生きていく準備もしてきたので、幸いなことにお金には将来も困りません。実際に別れることになったら悔しくて悲しいはずですが、もめることはないと思います」
無償の愛情を注ぐに値する相手を探し求めてきた千秋さん。修平さんという原石を見つけた今、年下の彼を優しく大らかな気持ちで見つめ続けている。
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