有料会員限定

M&Aの「報酬」徹底解説 マフィアたちの知られざる稼ぎ方

✎ 1〜 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

盛況なM&Aの裏で、マフィアたちはどのように稼いでいるのか。

(bee / PIXTA)

特集「ザ・M&Aマフィア」の他の記事を読む

東京・丸の内は、言わずと知れた「日本一のビジネス街」だ。

それと同時に、M&Aマフィアが住む街でもある。フィナンシャルアドバイザー(FA)を務める証券会社はもちろんのこと、弁護士事務所やIR会社に至るまで、M&Aマフィアたちの多くは丸の内・大手町エリアに本拠を構えている。

日本一というだけあって、オフィスの賃料は圧倒的に高い。にもかかわらず、M&Aマフィアの面々は「需要を考えると、まだまだスペースが足りない。タイミングがあればオフィスを拡張したい」(大手弁護士事務所幹部)と口をそろえる。要するに、それだけ儲かっているわけだ。

M&Aにおいて、企業はアドバイザーに億円単位の報酬を支払っている。その総額のうち、とくに大きな金額を受け取っているのが、FAと弁護士。残りの部分をIR会社やPR会社が分け合っているようなイメージだ。

もちろん実際には、マフィア同士で取り分の奪い合いをしているわけではない。報酬金額の差は、それぞれの稼ぎ方が異なることによるものだ。

では、彼らはどの程度の報酬をどういう体系で受け取っているのか。詳しく見ていこう。

関連記事
トピックボードAD