盛況なM&Aの裏で、マフィアたちはどのように稼いでいるのか。

東京・丸の内は、言わずと知れた「日本一のビジネス街」だ。
それと同時に、M&Aマフィアが住む街でもある。フィナンシャルアドバイザー(FA)を務める証券会社はもちろんのこと、弁護士事務所やIR会社に至るまで、M&Aマフィアたちの多くは丸の内・大手町エリアに本拠を構えている。
日本一というだけあって、オフィスの賃料は圧倒的に高い。にもかかわらず、M&Aマフィアの面々は「需要を考えると、まだまだスペースが足りない。タイミングがあればオフィスを拡張したい」(大手弁護士事務所幹部)と口をそろえる。要するに、それだけ儲かっているわけだ。
M&Aにおいて、企業はアドバイザーに億円単位の報酬を支払っている。その総額のうち、とくに大きな金額を受け取っているのが、FAと弁護士。残りの部分をIR会社やPR会社が分け合っているようなイメージだ。

もちろん実際には、マフィア同士で取り分の奪い合いをしているわけではない。報酬金額の差は、それぞれの稼ぎ方が異なることによるものだ。
では、彼らはどの程度の報酬をどういう体系で受け取っているのか。詳しく見ていこう。
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