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劣勢をはね返すためPR会社が繰り出す荒業 ピンチに陥ったときの「頼みの綱」

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新聞や雑誌をにぎわすM&Aの記事。その裏にはPR会社の存在があった。

(CORA / PIXTA)

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2018年10月25日。その日発売された『週刊文春』に、こんな大きな見出しが躍った。

「伊藤忠のドン岡藤会長の“恫喝テープ”」

当時、スポーツ用品大手のデサントは、筆頭株主の伊藤忠商事と対立を深めていた。デサントの経営停滞を受けて、伊藤忠は出資比率の引き上げや経営陣の刷新を求めていたが、デサント側は現体制での独自路線を主張し、首を縦に振らなかったからだ。

そればかりか伊藤忠から距離を置こうと、ワコールホールディングスと提携するなど、必死の抵抗を見せた。これに怒った伊藤忠は、デサント株を買い増し、30%近くを保有。デサントは絶体絶命の状況に置かれていた。

そうしたさなかに飛び出した文春の記事。内容は、デサントの石本雅敏社長が定例の決算報告をしに伊藤忠を訪れた際、伊藤忠の岡藤正広会長兼CEOと交わした会話の一部始終だった。

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