ゲーム・出版の両事業で存在感を発揮するスクウェア・エニックスHD。IP系企業の中でも希有なポートフォリオを抱える同社の事業戦略に迫った。
時代が変化するほど生きるゲームIP
――NFTなど新しい技術を生かしたIP展開に取り組んでいます。
新しいものを先取りしながら、積極的に(IPと)融合させている。直近では「資産性ミリオンアーサー」(10月開始のブロックチェーン技術を用いたNFTデジタルシール)にもチャレンジしている。
新しいキャラクターコンテンツと技術で商品を作るのはかなりリスクがあるが、既視感のあるコンテンツに新しい技術を取り入れれば、リスクが少なくなる。そうなると、(コンテンツを)純粋に面白く提供できるかの勝負ができる。そのとき、ゲームIPを持っていることがわれわれの強みになってくる。
――ゲームIPの強みはどのようなところでしょうか。



















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