通貨経済学入門 宿輪純一著
長らく続く日本の低金利・株安で、FXや外債、新興国株などでの資産運用への関心が高まっている。こうした資産運用を考える上でも身につけておきたいのが、通貨・為替に関する知識だ。
本書は、通貨制度に関する解説書。為替相場と金利、通貨制度と金融政策の関係など、基本的な知識をやさしく学ぶことができる。
現在、景気が低迷する米国は歴史的な低金利政策を続けており、このことが中国など新興国のバブルとインフレを招き、世界経済の新たな不安要素となっている。本書は、そうしたグローバル経済の状況を、制度的・理論的な背景から理解するうえでも助けとなる。
日本経済新聞出版社 2625円
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