テレワークの常態化によるPCやサーバーなどの需要拡大、さらに5Gの商用化で、主要半導体関連企業の株価に追い風が吹いている。米インテル、米マイクロン・テクノロジー、台湾TSMCなど主要な半導体関連企業30社で構成される米国のフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は、9月2日に2370ポイントと史上最高値を更新。その後は一時下落したが、10月9日に再び高値を更新した。
では、国内の大手半導体関連企業についてはどうか。大手の株価動向を見ると、製造装置の世界大手である東京エレクトロンや半導体ウェハーで世界首位の信越化学工業は年初比で約2割上昇。研磨装置などの大手ディスコの株価も直近の出荷額速報などを受け急騰。SCREENホールディングスなど年初比で下落している会社もあるが、総じて堅調といえるだろう。
下表は、日経平均株価が取引時間中に年初来高値をつけた1月17日終値からの、半導体関連企業の直近時価総額(=株価)増加率のランキングだ。『会社四季報』で「半導体」「アナログIC」「システムLSI」「EUV」「微細化」「ウェハー」「フォトレジスト」「フォトマスク」などの市場テーマを設定している、広義の半導体関連会社を対象にしている。
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